アステカ

 日本ファルコムのアドベンチャーゲームです。

 『ザナドゥ』の大ヒットでトップメーカーに躍り出る以前、ファルコムは数作のアドベンチャーゲームを制作していました。『アステカ』も、そのなかの一作です。
 当時の作品としては珍しく、ビデオ取り込みの画像を使用したり、回想モードを取り入れるなど、なかなかの意欲作ではありました。

 難易度はやや高め。特に買い物がネックですね。限られた所持金で正しいアイテムを買わなければならないのですが、その選択がなかなか……。お店では入手できない、あるアイテムを買うのにお金が足りなくて困ったものです(ね○ればいいんですけど)。

 あと、オマケのつもりなのでしょうが、やたらとサービスカット(!)がでてくるのには、まいりました。サービスカットは好きですが、あそこまで濃いのはちょっと。

 考古学がテーマだというのはアドベンチャーでは割とポピュラーで、数々の作品で取り上げられています。もっとも、そのほとんどはインディアナ・ジョーンズばりのトラップが満載された遺跡が登場する、という形でなのですが。
 ああいうのが考古学のイメージなんでしょうか? 実際は、もっともっと地味な学問なんですけどねぇ。

 その後、本作の続編として『太陽の神殿』が制作されました。こちらはストーリーよりも謎解きを重視した内容で、世間ではその難易度の高さが話題になることのほうが多かったように思います。

攻略テキストです。プレイできる環境がいまだにある方は、よろしければどうぞ。

88版。中身はすべて同じものです。
確認していませんが、他機種版でも応用可能だと思います。


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